可憐が下校途中に校内で妊娠しているとの噂がある白雪緑が自殺しようとしている所に出くわす。一方、宝石店を営む可憐の母がソ連大使夫人にイミテーションのルビーの首飾りを売ってしまう。夫人はしかもそれをアメリカ大使夫人へのプレゼントにすると言う。困った可憐が有閑倶楽部メンバーに事情を言うと、清四郎が宝石を本物とすり替えようと発案。又それに乗じて白雪緑を妊娠させた男への復讐もしようと企てる。
PART2
野梨子と美童が演劇部の『シラノ・ド・ベルジュラック』と言う劇に主役として客演する事が決まった。本番も迫る頃、大道具が壊れたり、クレンジングに殺虫剤が入っていたりと、野梨子の周りで災難が続く。それとは別に、PART1で登場したルビーの首飾りからマイクロフィルム(実はソ連が開発した新しい薬品の化学式が入っていた)が見つからなかった為、相手に責められたスミノフはルビーがすり替えられた事に気付き、取り返そうとする。そのルビーは、野梨子が舞台で使用する予定の物だった。
PART3
20年の伝統を持つダンス競技会「神無祭」の季節。プレジデント学園も優勝候補の一つ。出場を予定していた有力選手が出場出来なくなり、可憐と美童が代役を頼まれる。清四郎によると、ここ最近優勝候補のカップルばかりが何らかの理由で出場出来なくなるという事が相次いでいるらしい。黒松学園のPTA会長が毎年神無祭で優勝校を予想する賭けをしていると知った悠理はプレジデント学園に賭け、可憐と美童は優勝を目指す。
そして未だにマイクロフィルムを手に入れられない「彼等」は清四郎が持っている事を突き止め、強行手段に出る。
PART4
時は冬休み。暇で暇で堪らない悠理は柄の悪い男達に「一緒について来い」と言われ、暇潰しについて行く事にする。その後、剣菱邸に娘を誘拐したとの連絡が入る。
誘拐されたと言うのにまるで遠足気分の悠理。犯人達は身代金は5000万にする予定だったが、悠理が最低でも10億にしないと家に帰ると言う。しかも悠理は清四郎達をも仲間に引き込み、10億円強奪計画を練る。
天藤真『大誘拐』とストーリーが酷似。
PART5
前話で9億5000万円を手に入れた6人は、学校をサボって豪華客船でラスベガスへ。
船の中で美童そっくりの女性ミュスカに出会う。自分と同じ顔をしているのにも関わらず、美童は恋に落ちてしまう。某国の王女で王位継承者でもあるミュスカは、自分の息子を王位に付けたい国王の後妻に命を狙われていた。
PART6
ラスベガスから戻った6人。学校へ行くとラスベガスへ行っていた事がバレており留年の処分を受ける。清四郎が校長を何とか説得し、追試を受けて全科目80点以上取れば処分を帳消しにすると約束を取り付ける。
テスト当日まで清四郎の家で、春休みを返上しての猛勉強が始まったが、悠理と魅録が途中で逃げ出しずっと楽しみにしていたコンサートへ行く。どうしてもサインが欲しい悠理は、ホテルの壁をよじ登り部屋に忍び込む。するとそこには歌手・ルシアンの死体が。
PART7
清四郎・悠理・野梨子の幼稚舎入園から、中等部時代に6人が出会うまでの話。ミセス・エール(理事長)とも出会う。
PART8
時は夏。6人は信州に新しく購入したという剣菱家の別荘・旧富水邸へ行く事になった。富水邸は地元でも幽霊が出ると有名な場所。ある日、皆で撮った写真に老婆が写っていた。霊に興味の有る清四郎は、真相を突き止めようと調べ周る。悠理の霊感が示された初めての作品。
PART9
美童の生まれ故郷スウェーデンへやって来た6人。家には高価と言う言葉では表せない程の家具が多く有る。可憐が中でも国宝級のチッペンデールの最後の作品に傷を付けてしまう。家具にチッペンデールの霊が憑いていると言う霊媒師の助言に従い、霊を呼び出す交霊会が行われる事になる。
PART10(茶道家元殺人事件)
白鹿流と対立しているお茶の流派、八鹿流と茶事を開く事になり、野梨子と清四郎も出席する事になった。茶事の途中、八鹿流の家元が突然苦しみ出し死亡、動機もある野梨子の母親が容疑者となる。
PART11
3月、卒業式。6人も本来なら卒業出来る筈だったが、ラスベガス事件で結局留年が決まっていた。
翌日、美童の知り合いのデザイナーのファッション・ショーへ行く事にした。そのショーの最中、モデルのマルガリータが事故で奈落に落ちて死亡してしまう。その頃巷では、宝石泥棒が頻発していた。マスコミ向けに限定した形で再度行われることになったショーに、モデルとしてマルガリータの代わりに美童が出演することになったが…。
PART12
北海道新幹線敷設の入札相手が先祖代々続く犬猿の中の兼六財閥だと知った万作は意欲に燃える。しかし、先祖が隠したらしい幻の家宝・黄金観音が夢に出て来て魘される。その観音は最高の富を約束してくれる代物であった。
PART13
キール王国の王子が日本に留学してくる。母国ではクーデターの恐れが有る為である。玉の輿を狙った可憐が王子に猛烈アプローチするが。
PART14
冬休みを控え、うきうき気分の悠理に絶望的な言葉が教頭先生から伝えられる。それは期末テストで赤点を取った者は冬休み中補習を受けると言う物であった。
他の5人にも見捨てられ、夜中にテスト問題を盗みに来た悠理は男子学生の幽霊を見てしまう。彼は、聖プレジデント学園の教頭に恨みが有ると言う。教頭の周囲を調べる内に、教頭が裏口入学を斡旋しているのではと疑惑が湧く。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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